03.7.7 尾瀬

07.7.8 日光植物園


マタタビ (木天蓼)  

     

     

マタタビ科マタタビ属 

学名 Actinidia ploygama

原産地 北海道〜九州、朝鮮、中国、ウスリー

落葉つる性木本


山地に生えるつる性の木。山肌の日当たりのいい斜面などに木にからまって

いるのを見かけることが多い。マタタビの名で、ふつう最初に思い浮かぶのは

「ネコにマタタビ」ではないだろうか。全体がネコの大好物で、ペットショップ

にもネコ用に枝が売っている。じっさいに使った人の感想を聞いてみると

ネコによって個人差があるらしく、まったく見向きもしないネコもいるようだ。

しかしなぜ、ネコがこの植物にそれほど反応するのか。詳しいことはよくわかって

いないようだ。マタタビに近縁のフルーツに「キウイフルーツ」がある。

庭で育てていると、よくネコに幹をかじられる被害を受けるという。

マタタビを山で判別するには、葉を見るといい。写真のようにマタタビの枝先の

葉は真っ白に色づくので、遠目でもよくわかる。これは色素が抜けて白くなるの

だが、なぜ白くなるのかは不明である。昆虫をおびき寄せるために葉の一部を

着色する植物があるが、それと同じ理由だろうか。ちなみにこの白い葉は後に

緑色の普通の色にもどる。