07.4.6 筑波実験植物園


マテチャ

 

 

別名 マテ、パラグアイチャノキ、イェルバマテ

モチノキ科モチノキ属

学名  Ilex paraguaiensis

原産地 ブラジル南部〜アルゼンチン北東部

常緑低木


 南米原産のモチノキの仲間で、現地では葉を茶の原料として利用する。

葉を熱気で乾燥し、砕いたものを「マテ茶」として飲用する。南米では

有名な嗜好品で、利用頻度もコーヒー、ココアに次ぐという。カフェイン

やタンニンの他、各種ビタミンが含まれ、野菜の不足する高地などでは

貴重なビタミン源になっているという。日本でも最近は健康茶としての

普及が始まっている。花は日本のモチノキとあまり変わらないようだ。