11.11.9 筑波実験植物園


ハマザクロ (浜柘榴)

別名 マヤプシギ                   

ミソハギ科ハマザクロ属 

学名 Sonneratia alba

原産地 沖縄(石垣島、西表島、小浜島)、マレーシア、ミクロネシア、

    オーストラリア北部、東アフリカ

常緑高木


 いわゆるマングローブ林を構成する木の1つで、高木になる。 

根を海岸の泥中に這わせ、木質の気根を垂直にたちあげる。世界中に

広く分布するが、日本では生育地が限られている関係で、絶滅が心配

されている。防潮林として利用される他、若葉、果実などが食用に

される。マヤプシギというのは現地の言葉で「猫のヒルギ」という

意味であるという。以前の分類ではハマザクロ科としていたが、

新しいAPG III分類ではミソハギ科に入れられている。