13.03.30 咲くやこの花館
17.07.04 滝野すずらん丘陵公園
メコノプシス・グランディス
ケシ科メコノプシス属
学名 Meconopsis grandis
原産地 ヒマラヤ
多年草
ヒマラヤ地方の標高4000m以上の高地に生育するケシの仲間。
魅力はその青い花弁で、空のように赤みの抜けた花色はたいへん珍しい。
以前はまさに高嶺の花で、写真でしかお目にかかれない幻の花だったが、
最近は園芸化も進み、花屋で苗が買えるほどになった。
本種は日本でよく見かける種で、「ヒマラヤの青いケシ」「ブルーポピー」などと
呼ばれているが、本種を含む数種もそう呼ばれている。
ちなみに本種はその中でも最大級の花をつける種である。花色は青色の他、
紅紫色や紫色もある。本来は多年草だが、暑さに極端に弱いので、日本では
北海道などの冷涼地の他の地域では夏には枯れてしまう。
花色も、東京などでは褪せた色でしか咲かない。ぜひ、北海道で見て欲しい
花である。