15.11.18 京都府立植物園
メグスリノキ (目薬の木)
ムクロジ科(カエデ科)カエデ属
学名 Acer nikoense
原産地 本州(宮城県以西)、四国、九州
落葉高木
本州の宮城県以西から九州にかけての山地に自生するカエデの仲間。
日本固有種だという。雌雄異株。全体に毛の多い葉を展開する。葉は
単葉の小葉にわかれ、裂片のあるいわゆるカエデのような葉をしていない
ため、カエデの仲間とは思われないこともある。しかし秋の紅葉は
鮮やかである。葉を煎じた汁を目の洗浄に利用したので、メグスリノキの
名前があるという。