06.10.7 板橋区立熱帯環境植物館
ミサキノハナ
アカテツ科ミムソプス属
学名 Mimusops elengi
原産地 インド、ミャンマー
常緑高木
熱帯の海岸地域に生育するアカテツ科の常緑樹。白い花には芳香があり、
香水の原料にしたり、インドでは落花を集めて枕の材料にするという。
果実はオレンジ色で3センチほどの楕円形。熟したものは生食したり、酢漬けなどに
もされるという。種子からは灯火などになる油が採れる。材は赤褐色で硬く緻密で、
建築材や家具材、器具材などにされる。現地ではとても有用な植物であるようだ。