03.6.27 小石川植物園

06.6.1 神奈川県立フラワーセンター


ミツバ (三つ葉)  

     

     

セリ科ミツバ属 

学名 Cryptotaenia japonica

原産地 南千島、北海道〜九州、樺太、朝鮮、中国 

多年草


香味野菜として利用される多年草。

数少ない日本原産の野菜の1つである。 お吸い物や茶わん蒸しなどによく

使われる。 野山の木陰などによく見かける植物であるが、栽培されているのは

水栽培などで軟らかく育てられている。

ふつうセリ科の花は傘状の散形花序で、ひと目でそれとわかる特徴だが、

ミツバはその形でないので珍しい。 花はとても小さく、ふだん見かけることが

ないので、マクロで大きく写してみた。 この写真だけをみてミツバと当てる

ことができたら相当である。

野菜としての栽培は江戸時代初期に、東京都葛飾区で始まったという。

香り成分は熱によって失われるので、熱にさっと通す程度で使うとよい。

彩りとして美しく、かつ栄養成分もビタミン類が優れている。