03.5.27 小石川植物園
ミヤコグサ (都草)
別名 エボシグサ
マメ科ミヤコグサ属
学名 Lotus corniculatus var. japonicus
原産地 北海道〜沖縄、朝鮮、中国、台湾、ヒマラヤ
多年草
日当たりのよい場所の道端や海岸などに見られるマメ科の多年草。
花は小さいが鮮やかな黄色でよく目立つ。 ミヤコグサの名の語源は諸説あり、その昔京都の耳塚付近に
多かったからという説や、面白いものには漢名の「脈根草(みゃくこんぐさ)」が転訛したという説もある。
図鑑にはごく普通に見られる雑草のような記載のしかただが、東京ではそれほど見られない。
ミヤコグサながら都ではもうそれほど見られないというのは皮肉のような気もする。
東アジアに広く分布する植物だが、もともと日本自生のものではなく、古代に渡ってきた史前帰化植物と
いわれている。