10.10.2 筑波実験植物園
ミヤコジマツルマメ (宮古島蔓豆)
マメ科ダイズ属
学名 Glycine koidzumii
原産地 宮古群島・石垣島
つる性多年草
宮古群島などに自生するつる性の多年草。海岸近くの岩場
などに生育しているという。葉は3小葉で、茎には毛が多い。
ダイズの原種として知られるツルマメに近縁の植物で、ツルマメ
は葉腋に紅紫色の花を隠れるようにつけるが、本種は花茎を
伸ばし、青紫色の花を総状花序につける。花は小さいながら
きれいな色の花である。生育地が狭く、護岸工事などにより、
生育数が減少しており、絶滅が危惧されている。