12.9.3 滝野すずらん丘陵公園
12.9.3 滝野すずらん丘陵公園
ミヤマニガウリ
ウリ科ミヤマニガウリ属
学名 Schizopepon bryoniaefolius
原産地 北海道〜九州、南千島・樺太・朝鮮・中国(東北部)
多年草
日本では北海道から九州にかけて自生しているが、九州や
本州では深山に見られるどちらかというと冷涼地を好んで生育
する植物であるようだ。本種は雄花のみの雄株と、両性花を
つける両性花株に分かれるという特殊な性質をもつ。花は
茎の先端部分につけているのが雄花で、長く吊り下げた柄の
液果の先に両性花をつける。この液果がつり下がっている様子が
ユニークである。液果の中には大きめの種子が入っている。