03.8.6 筑波実験植物園


オオミズゴケ (大水苔)

別名 ミズゴケ                    

ミズゴケ科ミズゴケ属 

学名 Sphagnum palustre

原産地 世界中(温帯〜寒帯)

多年草


 世界中の湿原に生えるコケ類の1つ。 日本でミズゴケとして言われているのは

本種である。 湿原にもっともよく見られるコケ類だが、最近の開発による影響を

うけて自生地は減ってきている。 その他、ランなどの植え込みに使う園芸資材として

大量に採取されたことなどにより湿原が荒廃する要因になった。

最近は外国からの輸入が主になり、国内での採取は減ったが、それは環境破壊が海外に

移っただけであり、いぜんとして問題は無くなっていない。