05.8.17 夢の島熱帯植物館


モクベツシ (木鼈子)

 

 

別名 ナンバンカラスウリ

ウリ科ツルレイシ属

学名  Momordica cochinchinensis

原産地 インド、東南アジア、中国南部

つる性多年草


 アジアの熱帯に分布するつる性の植物。 クリーム色の大きな花を咲かせ、

雌雄異株で、雌株には20センチ以上の大きな果実がなる。 果実の中には

赤い果肉と多数の種子が入っているという。 未熟の果実や若い蔓を、現地では

野菜として食べるという。 モクベツシ(木鼈子)の名は、種子の表面の凸凹を

鼈甲(べっこう)に例えたためだという。 漢方では、この種子をすりつぶした

粉末や煎じた液を外用薬として用いるという。