08.5.4 小石川植物園


モチツツジ ‘駿河万葉 (するがまんよう)’

 

 

ツツジ科ツツジ属

学名  Rhododendron macrosepalum cv. Surugamanyo

原産地 栽培種

常緑低木


 モチツツジの園芸品種の1つ。花弁が多く変化した八重咲きの

品種で、1重咲きより華やかな花である。ツツジの類は花が

美しいことから古来より多くの園芸品種を生んでいるが、バラや

ボタンなどと違い、あまり八重咲きのような1つの花のボリューム

を競うのではなく、多くの花で株を埋め尽くす群生美を目指す

品種作りがされているようである。そのため、本種のような八重咲き

の品種は、珍種扱いされるものの、一般にはあまり普及していない

のが現状である。