03.4.9 神代植物園


ムサシアブミ (武蔵鐙)

     

 

サトイモ科テンナンショウ属 

学名 Arisaema ringens

原産地 本州(関東以西)〜沖縄、朝鮮南部、中国、台湾

多年草


地下に球根をもつ、林床に生える多年草。 サトイモ科独特の仏炎苞が目をひく。

和名は花が昔、武蔵の国でつくられた鎧の形に似ているのでついたという。

花は薄緑色に白い線が入り、なかなか美しい。 サトイモ科の花はグロテスクなものが多いが、この花は

比較的爽やかな部類にはいるだろう。 丸みを帯びたシルエットもユニークである。

葉は左右に大きく広がり、葉も見れる。 観賞用としても育てやすくてよいだろう。