08.1.11 筑波実験植物園


ミルメコディア・ツベロサ

 

 

別名 アリノトリデ

アカネ科ミルメコディア属

学名  Myrmecodia tuberosa

原産地 フィリピン

多年草


 東南アジアの熱帯地域に自生するアカネ科の着生植物。

特徴は茎の一部が肥大し、その中にアリを住まわせるところで

ある。なぜこのような形態に進化したかというと、アリと共生

関係を結ぶことで他の害虫から守ってもらうためだと言われて

いる。熱帯地方にはこのようなアリとの共生関係を結んだ植物

が幾つか知られている。和名はアリノトリデ(蟻の砦)である。