08.9.28 皇居東御苑


ナキリスゲ (菜切菅)

 

 

カヤツリグサ科スゲ属

学名  Carex lenta

原産地 本州(関東以西)〜九州・朝鮮・中国・インド・インドネシア

多年草


 平地の林内で見られるスゲの仲間の一種。葉は細長く株立ちになる。

小穂の数は多く、花茎の脇についているのは雌花で、先端に雄花がつく。

名前の由来は葉がざらついており、菜が切れるほどということから。

スゲ類は似た姿のものが多く、素人にはなかなか見分けづらいが、

小穂の数や、株立ちの様子。花の咲く時期などによって本種ではないかと

推定した。