01.5.17 小石川植物園
ネコノチチ
クロウメモドキ科ネコノチチ属
学名 Rhamnella franguloides
原産地 本州(岐阜県以西、神奈川県保土ケ谷)、四国、九州、朝鮮南部
落葉小高木
岐阜県以西の山地に自生するクロウメモドキ科の落葉樹。葉は互生し、
葉脈がやや目立つ。縁には細かい鋸歯がある。花は葉腋にごく小さい
黄緑色の花を咲かせ、目立たない。花後に楕円形の果実をつけ、果実は
黄色から紅色、そして黒色になって熟す。この果実の形をネコの乳首に
見立てて、このユニークな名前になったと言われる。神奈川県保土ケ谷の
自生地は他の自生地から離れており、異例だという。