14.5.8 筑波実験植物園
ネペンテス・ビーチー
別名 キエリウツボ
ウツボカズラ科ウツボカズラ属
学名 Nepenthes veitchii
原産地 ボルネオ島
常緑低木
ボルネオ島に自生する食虫植物の一種。やせた土地に生育し、
葉の中軸がのびた先につける補注袋で虫を捕らえて栄養にしている。
種名のビーチーはイギリスの著名な園芸家の名前からきている。
和名のキエリウツボは、補注袋のえり(縁歯)の部分が大きく発達し、
黄色みを帯びるからだろうと思われる。この縁歯は本属の中でも
最大級のものだという。