04.5.19 小石川植物園

07.11.14 武蔵丘陵森林公園


ネズミモチ (鼠黐)

  

  

別名 タマツバキ

モクセイ科イボタノキ属 

学名  Ligustrum japonicum

原産地 本州(関東地方以西)〜沖縄、台湾

常緑小高木


 暖地の山地に生える常緑樹。葉は年中緑色を保っており、刈り込みにも

強いので、市街地では生け垣などにもされる。ネズミモチとはその黒い実を

ネズミの糞に例えたものである。この名の由来を人に言うと、嫌な顔をするが、

名前で損している植物で、庭木としてはたいへん優れた木である。

 最近は中国産のトウネズミモチが繁殖していて多く見かけるが、ネズミモチとの

見分け方は、葉を裏から陽に透かして見て、葉脈が見えるのがトウネズミモチ、

見えないのがネズミモチである。他にも果実を見て、大量につけ丸い実をつける

のがトウネズミモチ、やや細長い実をつけるのがネズミモチである。