09.6.20 日光植物園
ニッコウキスゲ (日光黄菅)
別名 ゼンテイカ(禅庭花)
ススキノキ科(ワスレグサ科)ワスレグサ属
学名 Hemerocallis dumortieri var. esuculenta
原産地 北海道、本州、中国、朝鮮、東シベリア
多年草
山地の草原に生える多年草で、しばしば群生し、花畑を作る。
その様が見事なために、群生地は観光名所になるところが多い。
図鑑などではゼンテイカの名前で出ていることが多いので、こちらが
正式な名称なのだろうが、ニッコウキスゲの名前のほうが通っている。
ちなみに禅庭花とは、生育地の日光戦場ケ原を中禅寺の庭と例えた
からだという。市街地でも見られるヤブカンゾウや園芸植物の
ヘメロカリスなどと近縁な植物で、以前はユリ科に属していたが、
最新のAPG分類ではススキノキ科ということになった。