サクラの園芸品種の一つ。咲きはじめは白色で、やがて花全体に赤みを帯びてくる。

大輪の品種で、花には香りもある。性質も強健で、成長が早く潮風にも強いという。

由来は、和歌山県の紀州富田の権現平という地域にあったサクラの種子を、久野友博氏が

持ち帰り保存していたものを、兵庫県西宮市が譲り受け最新のバイオ技術で増殖し、

市内各所に植樹したという。その後、平成６年に権現平の熊野神社に里帰りしたという。

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