14.3.12 筑波実験植物園
オプンティア・コケニリフェラ
別名 コチニールウチワ (コチニール団扇)、コチニールサボテン、ノパレア・コチネリフェラ
サボテン科ウチワサボテン属
学名 Opuntia cochenillifera (= Nopalea cochinellifera )
原産地 熱帯アメリカ
常緑低木
メキシコ原産という説があるが、本当の原産地は定かではないようである。
花弁が雄しべより短いのが特徴で、真っ赤な花色だが、派手さはない。この
特徴から手元の資料ではコチニールサボテン属に入れられていた。このサボテン
につくエンジムシ(Dactylepius coccus)から臙脂(カーミン)という赤色の
染料がとれるため、商業用に栽培されていたが、現在は合成染料にとって
かわられた。現在では観賞用などに栽培される。