07.9.18 筑波実験植物園


オカヒジキ (陸鹿尾菜)

 

 

ヒユ科(アカザ科)オカヒジキ属

学名  Salsola komarovii

原産地 北海道〜沖縄、朝鮮、中国、ウスリー、千島、樺太

一年草


 海岸の砂地に自生するヒユ科の一年草。茎はよく分枝して、

這うように地面に拡がる。葉は多肉化し、針状に変化している。

7〜10月にかけて、非常に小さな目立たない花をつける。和名は

陸のヒジキという意味で、その姿を褐藻類ヒバマタ目の海藻である

ヒジキに例えたもの。同様に本種も若い茎葉を食用とする。

最近は健康野菜として注目され、栽培が増加しているという。

シュウ酸を多く含むので、茹でてから汁の実やおひたしなどにする。