07.3.15 神奈川県立フラワーセンター
オキナワチドリ (沖縄千鳥)
ラン科ヒナラン属
学名 Amitostigma lepidum
原産地 九州南部、沖縄
多年草
九州南部から沖縄にかけてに自生するランの一種。湿った岩上の割れ目などに
生育するという。日本の地生ランは通常、冬期に葉を落とし、地下の塊茎で越冬
するものが多いが、本種は7〜11月という花期に休眠するのが特徴である。
12月に発芽し、3〜4月に開花する。花は唇弁が発達した形で、色は淡紅色。
花が美しいため野生ラン愛好家によって栽培されるが、現地では絶滅寸前だという。