04.7.25 国営武蔵丘陵森林公園


オミナエシ (女郎花) 

     

     

 

別名 オミナメシ、アワバナ

スイカズラ科オミナエシ属 

学名 Patrinia scabiosaefolia

原産地 北海道〜九州、朝鮮、中国、シベリア東部

多年草


 草原に生える背の高い多年草。夏から秋にかけて咲く黄色い

細かい花が特徴的。秋の七草の一つで、古くより親しまれていた

花である。それほど豪華な花ではないが、ハギなどとともに秋を

感じさせる花である。オミナエシはオミナメシ(女郎飯)からの

転訛だと言われている。昔、白いご飯を男飯、アワなどの入った

ご飯を女飯と呼んでいた。黄色い花をその飯に例え、オミナメシ

と呼ばれたのだろう。ちなみに白い花の類似種をオトコエシ

(P. villosa)という。こういう対比の名前は覚えやすい。

以前はオミナエシ科として独立していたが、最新のAPG III分類

ではスイカズラ科に含まれるようになった。