17.07.19 東京都薬用植物園


オオバナイトタヌキモ (大花糸狸藻)

 

 

別名 ウトリクラリア・ギッバ

タヌキモ科タヌキモ属

学名  Utricularia gibba

原産地 北アメリカ

多年草


 北アメリカの池沼などに生育する水草。糸のような身体には

小さな捕虫嚢が付いていて、それで水中のミジンコなどの微生物を

食べる食虫植物でもある。花は水面に出し、黄色の花はどことなく

ランの花を思わせる。繁殖力が旺盛で、新たな帰化植物となる可能性

をもった植物であるという。写真の中の大きな葉はコウホネである。