09.3.3 沖縄県 名護市


オオバライチゴ

 

別名 リュウキュウバライチゴ

バラ科キイチゴ属

学名  Rubus croceacanthus

原産地 本州(房総・伊豆・紀伊半島・山陽地方)・四国・九州・沖縄・朝鮮南部

落葉低木


 本州の暖地から沖縄にかけて自生するキイチゴの仲間。葉は

3〜7対の奇数羽状複葉となるが、茎の上部のものは3小葉や単葉に

なるものもあるという。茎にはとげが密生している。3〜4月に

白いやや大きめの花を咲かせる。花はクサイチゴやカジイチゴなど

にも似る。花後につく果実は赤く熟す。形態に変異が多い種のようで

沖縄に自生するのは別種とする意見もあるという。