14.8.6 北大植物園
ハス ‘大賀蓮 (おおがはす)’
ハス科ハス属
学名 Nelumbo nucifera cv. Ohgahasu
原産地 栽培種
多年草
千葉県千葉市検見川(千葉市花見川区朝日ケ丘町)の東京大学検見川厚生農場
(東京大学検見川総合運動場)の落合遺跡で、1951年(昭和26年)に発見された
種子が発芽し、翌年1952年に開花したものである。その遺跡から発掘された
丸木舟の調べたところ、2000年前のものと判明し、古代のハスであったことが
知られた。植物の知られざる生命の奇跡として世界的に有名になった植物である。
発見地にちなみ、千葉市のシンボル的な花となり、現在は各地で栽培されている。
古代のロマンとあわせて見られがちだが、それを差し引いてもすばらしく美しい
花であることに間違いはない。