04.4.23 東京都薬用植物園


オオハンゲ (大半夏) 

サトイモ科ハンゲ属 

学名 Pinellia tripartita

原産地 本州(中部地方)〜沖縄

多年草


 暖地の常緑樹林下に生える多年草。 地下に球茎をもつ。

全体的にカラスビシャクを大型にしたような姿をしている。 花は緑色で目立たない

がよく見るとサトイモ科の特徴の形をしている。 カラスビシャクのように、

葉上にむかごはつくらない。 カラスビシャクのようには薬用にはされていない

ようで、間違えて扱うと中毒を起こすので注意が必要である。

 姿が変わっているので、山野草としてまれに栽培されることがある。