09.6.30 北大植物園
オオヒナノウスツボ
ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属
学名 Scrophularia kakudensis
原産地 北海道南部〜九州、朝鮮
多年草
日当たりの良い草地に生える多年草。地下には紡錘状の太い
根がある。茎は立ち上がり、一メートルほどの高さになる。
茎には角張った4稜がある。葉は対生。8〜9月に茎の先端に
花序をつける。花茎は多く分枝する。花は壷形の小型の花で、
濃褐色の花色をしている。風変わりな花だが、華やかでは
無いので見過ごされてしまう可能性もある。
ツシマヒナノウスツボ(S. toyamae)、シコクヒナノウスツボ
(S. shikokiana)などは本種の変異の範囲内にあり、区別は
できないという。