09.8.27 筑波実験植物園


オオクリハラン (大栗葉蘭)

 

 

別名 シナノキシノブ、ムニンクリハラン

ウラボシ科クリハラン属

学名 Neocheiropteris henryi (= fortunei, Microsorum fortunei, M. henryi)

原産地 小笠原・沖縄、台湾・中国・香港・インドシナ

多年性シダ類


 日本では沖縄や小笠原で見られる常緑のシダの仲間。林中の湿った

岩上などに着生して生育しているという。横に這う根茎をもち、そこ

から広葉樹の葉のような単葉を、ややまばらに立ち上げる。

名前はクリハランより大型のためつけられたと思われるが、クリハランの

ように葉脈はそれほど目立たないようである。