04.4.20 小石川植物園


オオムラサキツツジ (大紫躑躅)  

  

  

別名 オオムラサキ

ツツジ科ツツジ属 

学名 Rhododendron x pulchrum

原産地 栽培種

常緑低木


 古くよりある園芸品種で、ヒラドツツジの品種の1つと言われている。 

江戸時代より栽培されている。ヒラドツツジというのは、長崎県平戸市で改良された

品種群で、数多くの華やかな品種が作り出されている。オオムラサキはその中の

1つの品種だと言われているが詳細は不明であるという。オオムラサキはヒラドツツジ

の中でも特に寒さに強く丈夫な性質をもち、街路の植え込みにとどまらず広く街で栽培される。

花付きもよく、公害にも強く、都会の植物として文句のない性質であるといえる。

花の時期になるとこの花色で街が華やぐが、あまりにオオムラサキばかりなので、いささか

見過ぎてきた感もある。他の花色も増やしてほしいと思うのは贅沢であろうか。