03.7.27 尾瀬

03.8.12 栂池


オオレイジンソウ (大伶人草)    

     

 

 

キンポウゲ科トリカブト属

学名 Aconitum gigas var. hondoense

原産地 本州(中部以北)、北海道

多年草


尾瀬の林の縁の暗い場所でみつけた花。 トリカブトに花形が似ているが、色が薄黄色なのが特徴である。

帰ってから図鑑で調べてみると、エゾノレイジンソウというのに似ていたが、本州ではまれということで、

オオレイジンソウにした。 トリカブトより、フード(?)の部分が長く、花は小さい。

レイジンソウの名は、花の形が舞楽の伶人の冠に例えてのことらしい。

もっと花盛りのものが見たかった気がする。

下の写真はその後、栂池に行った時に見かけた株で、りっぱな花が見れた。

やはり大型の堂々とした姿でオオレイジンソウの名にふさわしいものだった。

上萼片、つまり頭の部分にあたる先が、細くならず内側に曲がるのが特徴である。