マダガスカルの南西部に自生する落葉低木。一メートルほどにしか

ならない小型の樹木だが、茎が太く、表面も荒れてまるで古木のような

様子を見せる。葉も小型で、背景が無ければ相当な巨木のように見える。

自然の盆栽さながらの姿がこのまれ、愛好家に栽培されるようだが、

現地では採集による乱獲によって、絶滅が心配されているという。

分類的にはウルシの仲間だが、その姿から連想することはできない。

落葉期に花を咲かせるようだが、花は非常に小型で、これはウルシ科

らしいようだ。乾燥の激しい環境では花を小型にすることも頷ける。

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