05.4.25 武蔵丘陵森林公園
イチゴ (苺)
別名 オランダイチゴ、ストロベリー
バラ科イチゴ属
学名 Fragaria x ananassa
原産地 栽培種
多年草
果実として知られる多年草。 ビタミンC豊富な果実は、独特の酸味と風味があり、
世界中で愛されている。 果実は生食もされるが、ジャムなどに加工もされる。
野生イチゴを食べていた歴史は縄文時代に遡るほど古いが、現在のように栽培される
ようになったのは、14世紀に入ってからと言われている。 現在栽培されている
品種は18世紀にオランダで作出されたアナナサス種をもとに作られたものであると
言われ、その後イギリス、フランスを中心に品種改良が進んでいった。
日本には江戸時代末期には伝えられていたというが、普及するには至らなかったと
いう。 今は各地でハウス栽培され、周年出荷されているので、すっかり季節感は
薄らいでしまったが、冬のクリスマスシーズンのケーキには欠かせないフルーツで
あると言えるだろう。 ちなみに果実の食べる部分は花托と呼ばれる部分が肥大した
もので、表面の粒々が種子である。 果実の中では変わり者と言えるだろう。