12.7.16 北大植物園
オタカラコウ
キク科メタカラコウ属
学名 Ligularia fischerii
原産地 本州(福島県以南)〜九州、シベリア東部、樺太、中国、ヒマラヤ
多年草
その大きな姿でよく目立つ、キク科の草本。花は雄大で、
雄々しさを感じる。かたや、易しく女性的なメタカラコウと対をなす。
沢沿いに生える、水際の植物である。寒いところに生える植物は、
温度が足りなくて小さいというイメージを覆す大型の植物で、
一目でオタカラコウとわかる姿も特徴的である。
北海道や東北には分布していない。
これは、大陸から進入してきた途上の植物であることが言える。
現に、大陸経由で樺太には分布があるらしい。