02.9.11 都立薬用植物園
03.5.13 都立薬用植物園
03.7.31 都立薬用植物園
オタネニンジン (御種人参)
別名 チョウセンニンジン、コウライニンジン
ウコギ科トチバニンジン属
学名 Panax scin-seng
原産地 朝鮮北部、中国東北部、ウスリー
多年草
別名のチョウセンニンジンのほうが有名である、朝鮮北部、中国などが原産の多年草。
高級強壮薬としてあまりに有名で、白い大根に似たその姿は見たことはあるが、その実物を見たことはなかった。
地上部はシンメトリカルな、なかなか面白い形をした植物である。 花は緑色で目立たない。
和名のオタネニンジンとは、御種人参と書く。 享保13年(1728年)対馬の宗家から、8代将軍吉宗に60粒の種子が
献上され、それを日光今市で栽培した。 そこから各地の大名に配付され、敬って御種人参の名がついたという。
今でも、長野県や島根県などで栽培されている。 薬用として使うには、5年以上の歳月を必要とする。