12.10.8 筑波実験植物園
パイプカズラ
別名 アリストロキア・エレガンス
ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属
学名 Aristolochia elegans
原産地 ブラジル
常緑つる性木本
奇妙な面白い花をつける、つる性の低木。属名は「最良の出産」
という意味であるという。その花を妊婦が見ると、安産になるという
いい伝えから来ているらしい。昔はとても珍しいものだったが、
最近は一般の花屋でも時々見かけるほどになった。趣味の広がりも
手伝っているのだろう。花は悪臭を放ち、ハエなどを惹きつけ受粉させる。
日本でも実がなることから、日本のハエでも受粉可能なのだろうか?
葉にも独特の臭気があり、近づくだけでその匂いがわかる。
越冬には5℃以上の温度を必要とする。