交配は（ Paph. emersonii × Paph. micranthum ）。

1997年登録のまだ比較的新しい品種である。片親に使われたエマーソニーは

中国原産の種で、1986年に初めて文献に記載された珍しいものである。

写真の個体は、本来花被片が小さく、唇弁が大きく目立つミクランサムに

エマーソニーの大きな花弁が加わった形となり、全体に淡いピンク色の

繊細な色彩になっている。葉脈の模様もはっきりと出ており、個性的な

雰囲気をもっている。

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