05.3.9 神代植物園


パフィオペディラム

ラン科パフィオペディラム属 

学名  Paphiopedilum sp.

原産地 インド〜ニューギニア

多年草


 ラン科パフィオペディラム属の総称で、洋ランの中では5大属の一つとして

重要な位置を占めている。 唇弁が袋状になる変わった姿が特徴的である。

インドからニューギニア島にかけて約60種が分布している。 数多くの園芸品種

が作られており、愛好家もたくさんいる。 花色が褐色系の地味なものが多かった

が、鮮やかな黄色の品種や、ピンク色の淡い色のものも生まれてきている。

他の洋ランと違い、着生でなく地生ランであるというのも特徴的であり、

バルブ(偽球茎)も作らない。 冬期にそれほど高温が必要ないので、栽培

しやすいものが多い。