04.5.2 木場公園
ペラペラヨメナ
別名 ペラペラヒメジョオン、メキシコヒナギク、エリゲロン・カルビンスキアヌス
キク科ムカシヨモギ属
学名 Erigeron karvinskianus
原産地 中央アメリカ
多年草
石垣の隙間などに生える多年草。茎は基部からよく分岐し、こんもりとして
株立ちになり、基部は木質化する。1949年に京都大学で採集された。現在では
本州の関東地方以西から沖縄にかけて帰化が確認されている。採集地によって
名前がそれぞれつけられており、最初の京都大学でペラペラヨメナと呼ばれた。
1952年に金沢で採集されたときはペラペラヒメジョオンと呼ばれ、沖縄では
メキシコヒナギクと呼ばれている。花は咲き始めが白く、後に赤色を帯びるので、
同じ株に2色の花が咲いているように見える。始めは観賞用として導入された
らしい。箱根湯本にある群落は有名で、国道を走るバスからよく見えるという。
それにしてもペラペラヨメナとはユニークな名前である。 どういったことでこの
名前がついたのだろうか?