09.11.3 京都府立植物園
ファレノプシス・ラメリゲラ
ラン科ファレノプシス属
学名 Phalaenopsis lamelligera
原産地 カリマンタン島
多年草
カリマンタン島(ボルネオ島)の熱帯雨林中に自生すると
思われる着生ランの一種。観賞用として有名なコチョウランの
仲間である。着生種であるがバルブは持たず、幅広で厚肉の
葉をつける。花茎を伸ばして星形の花を咲かせる。花被片の質
は厚く、表面にはつやがある。花色は淡緑色に赤褐色の虎斑模様
が入る。ラン科に特徴的な唇弁は全体に比して小さい。花は
次々と咲き進むようで、花の後がとげのように突き出て、花茎も
平たくなるのがユニークである。