05.2.23 東京ドーム


フラグミペディウム・ベッセアエ

ラン科フラグミペディウム属 

学名  Phragmipedium besseae

原産地 エクアドル、ペルー

多年草


 フラグミペディウム属はパフィオペディラム属と近縁の属で、同じように

袋状の唇弁をもつ。 全体に姿がほっそりとしているものが多く、花も小さめ

である。 本種は最近になって見つかった新種で、この系統にはない鮮やかな

朱紅色をしている。 発見当時から熱狂的な人気が出て、数多くの交配種を

生むようになった。 本種が入ってから、フラグミペディウムもだいぶ華やかに

なってきたように思う。 標高1100〜1500mの高地に自生していると

言われているので、栽培するにはできるだけ夏を涼しく過ごさせたい。