03.07.31 東京都薬用植物園

15.05.21 東京都薬用植物園


ラフマ (羅布麻)

                              

キョウチクトウ科バシクルモン属 

学名 Apocynum venetum

原産地 ヨーロッパ〜中国

多年草


 薬用植物として知られる多年生植物。根にはシマリン(cymarin)や

ストロファンチディン(strophanthidin)などが含まれており、降圧、強心、利尿作用

があるという。しかしこれらは毒性も強いため素人は用いてはいけない。

中国ではこれらの症状の他にも肝炎などにも用いられるという。茎からはじょうぶな

繊維が採れ、工業用に用いられる。茎葉には毒性が無いため、さいきんラフマ茶と

して健康飲料として商品化されている。