03.6.27 小石川植物園


ラッパイチョウ (喇叭銀杏) 

     

     

イチョウ科イチョウ属 

学名 Ginkgo biloba cv. Tubifolia

原産地 栽培種 

落葉高木


イチョウの葉変わりの品種で、その名のとおり葉がラッパのように

筒状またはお椀状になる。 よく見ると一つの葉柄に葉が2枚向き合うように

ついていて、それがくっついているように見える。

葉の発生段階での奇形だろうが、面白い形をしているものである。

なかなか他の植物では見られない形だろう。

イチョウは恐竜時代からの生き残りの原始的な植物だといわれているので、

葉も他の植物とは違う構造をしているのかもしれない。

面白い形だが、それほど品種として広まってはいないようだ。