04.4.13 小石川植物園


ツバキカズラ (椿葛)  

  

  

別名 ラパジュリア・ロセア

フィレシア科ツバキカズラ属 

学名 Lapageria rosea

原産地 南アメリカ

常緑つる性木本


 南アメリカのチリなどが原産の、つる性の植物で、大型の鮮やかな赤色の

花を咲かせる。その花をツバキに見立てて、ツバキカズラの名があるのだろう。

たしかに厚手の花びらといい、赤い花色といい、冬に咲くヤブツバキの花を

思わせる。花が見事なので大型の観賞植物として、しばしば温室で栽培される。 

花は不定期に咲くようである。ちなみに一属一種の、珍しい植物である。

 以前はユリ科に分類されていたが、新しいAPG分類によってフィレシア科

に独立させられた。