12.7.16 北大植物園


ロシアンタラゴン

 

 

キク科ヨモギ属

学名  Artemisia dracunculoides

原産地 北アメリカ

多年草


 欧米ではハーブとして使われる植物。特にフランス料理には

欠かせないスパイスであるという。このロシアンタラゴンと

フレンチタラゴンとで「タラゴン」というハーブの総称となる。

独特の強い匂いがあるため、料理に使うには注意が必要である

が、それがこのハーブの重要性を高めている要素でもあるようだ。

タラゴンの名は「小さなドラゴン」という意味のフランス語の

エストラゴン(estragon)とラテン語の(dracunculus)とに

由来しているという。本種はフレンチタラゴンに比べると苦味が

あり、風味がやや雑であるというが、性質は強靭だという。

葉はこちらのほうが細く、ヤナギのようである。