14.4.16 京都府立植物園
ローズマリー
別名 マンネンロウ
シソ科マンネンロウ属
学名 Rosmarinus officinalis
原産地 地中海沿岸
常緑小低木
ラベンダーなどと並んで、ハーブとして有名な植物。魚介料理や肉料理の匂いづけに
使われる。さっぱりした味付けと香りを好む日本人にはあまり馴染みの無いハーブかも
しれない。その香りは生の状態でも十分強く、葉をもむと独特の香りが漂う。
その松葉のような葉はいかにも潮風や乾燥に強そうである。ハーブの中でも育てやすいほうで、
這う性質の品種を石垣の上から垂らすと見事である。花はたくさんつけるが、1つ1つは小さく、
満開でも華やかさはない。それでも色々な花色の品種があり、鑑賞されていることがわかる。
ハーブが一時期ブームになり、日本に外国のものが多数紹介されたが、環境にあわず消えて
いったものも多い。その中でもラベンダーやミント類と並んでよく見かけるのが
このローズマリーであろう。育てるには好適である。