北アメリカ原産のLupinus polyphyllusをもとに幾つかの原種を交配させて

作られた品種群。日本でルピナスとして栽培されているのは他にも数種あるが、

主によく見られるのはこのラッセル・ルピナスである。

　花穂が大きく、色が鮮やかで花色も豊富である。別名ノボリフジは、フジの

豪華さを思わせるからであろう。冷涼気候を好み東京などでは栽培に向かないが

日光のような涼しい場所では鮮やかに発色して本当に美しい。

栽培するには、酸性土壌を嫌うので石灰などの中和が必要である。

北海道などでは野生化して帰化植物となっているものもあるようである。