12.6.5 北大植物園
リュウキュウツツジ (琉球躑躅)
ツツジ科ツツジ属
学名 Rhododendron × mucronatum
原産地 栽培種
常緑低木
原種のキシツツジを中心に、モチツツジなどを交配して作られた
人工のツツジの仲間。江戸時代に作出され、数々の園芸品種を生み出して
いる。写真の白花がもっとも基本的な花色のようだが、紫や桃色、八重咲き
などもある。特徴としてはその丈夫な性質がある。そのため、他のツツジの
台木に利用されていた。耐寒性も強く、北海道でも常緑のツツジとして
栽培されているのは本種が多い。アメリカではその耐寒性を買われ、
グレンデールアザレアの交配親にも利用された。